ゲル無双は今晩のお楽しみに取っておくとして、とりあえず今日の国会答弁聴取中に思ったこと。


回答側が「これは○○議員とは思えない質問で…」と第一声を切り出した時は、たいてい質問が正鵠を射られていて(論理的な)反論の糸口がないという完敗の状態である傍証のような気がする。
質問側が「時間がないので次の質問に移らせてもらう」というときはたいてい質問側の攻撃が的外れだった時だ。「回答は結構です」と付け加えられるとなおさら。
ただ、次の話題に入ったにも関わらず回答側が「先ほどの問題に付いて一言…」とわざわざ前の問題に戻って言及した場合は前の質問が当たっていた証拠である。もしくは、今度の質問が当たっているので一息置きたいときだ。




ゲリラ豪雨がどこに降るのかわからないなら、なおさらいっそう各地にダム作っとかなきゃダメなんじゃん?都心部に降ったら(上流の)ダムは有効ではないというのは正しいかもしれん。ただ、上流の豪雨が下流に被害を及ぼす可能性を考えたら、上流部のダムもしっかり造っとかないといけなくない?
河川の整備は行っているというが、ここでふと思ったね。現在の高齢化社会を考えると、現在の技術を持った働ける人たちはあと10年くらいで根こそぎ引退してしまう。そうすると20年後(かどうかは知らないが、日本の労働人口が1千万人程度しかいなくなる頃)に大規模な公共工事(ダム工事や護岸工事)を行いたくてもその時点では働き盛りの壮年期の人員がいない、さらには技術を持った人もいない、いるのは外国人労働者ばかりで、言葉が通じないか単純労働しかできないという、頭数も技術もなくなってしまう時期がくるのではないか。
その時代がくることを考えると、いま50〜100年後を見越した最後の公共工事(橋の架け替え、地方の高速道路や新幹線建設など、むしろ後になればなるほど採算が取れなくなるであろうもの)を行っておくべきではないのだろうか?そして同時にそれは現在の景気刺激策にもなるし、資金を建設国債と言うことにしておけば、借金を作るけど結果として資産(インフラ)は残るだろうに。(建設国債のいいわけでもあるんだがw)