昨日の課題のうち、ビューの切り替えによる画面遷移は出来そうな気配です。まだ完全検証には至ってないのですが、それを実現するからくりは作りました。あまり上手い(スマートな)手法ではないので、このあとブラッシュアップする必要はありますが。


今日、運ちゃん仕事の最中に時間待ちで自由な時間があったのだが、More iPhone 3 Developmentをたかが10p読み進めるのに1時間かかった。全部で500pあるのに。つまりこの本を一度通して読むだけで50時間かかることになる。仮に1日2時間読んだとしても*125日、一ヶ月近くかかることになる。だがその10pも今の私には新しい知識だらけだ。でもこのペースでは仕事にならない。この手の本、技術書なんだから*2英語であることをさっ引いてもせめて5時間(一日集中して読んだとして)、できれば2時間くらいで読み倒したいものだ。




http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010062602000063.html
次期戦闘機(F−X)は、F35,FA-18E/F,ユーロファイターの3択
まずF35はまた試験機がやっと飛んだ状態で、実力、素性が全くわかりません。これが良い方向に倒れるならともかく、すでに悪い方向に向かってることはほぼ間違いないです。機体価格も高騰です。だいたい実績のない、事実上存在しない航空機に防空の主力をゆだねる気ですか?F22ならまだしもF35は選択肢に上げる事自体が間違いです。F35の素性?空軍型、海軍型、垂直離着陸型を同一の機体で細部をなんとかすることでどうにかしようなんて機体が素性良い訳ないじゃないですか。こいつは一番却下してほしい案。
そしてFA-18E/F。基本的にこいつは空母運用機です。日本の運用形態では着艦装置は必要なくデットウェイトになることをはじめ、機体の基本性能が航空母艦で使うための制約(サイズとか重量とか)によっていまいち中途半端です(まあ初期のA/B C/D型よりはましにはなったんですが)。あと厚木周辺の人たちは同意してくれると思いますが、音うるさい。あと将来的な発展の余地があまり残されてない気がするんですよね。だからこいつは二番目に却下してほしい案。
私的に大本命だと思うのはユーロファイターなわけですが、こいつは今まで日本が導入したことがない非アメリカ機と言う点が問題ということになってますが、(今の所まだ高い水準の)日本の技術力をもってすれば運用に問題はないはずです。大体タイフーン採用国のスペイン(FA-18)、ドイツ(F-4)、イタリア(F-16)と、ヨーロッパの国々が米欧機体を混合運用できてるんですよ?全然問題ありませんね。
気になるのは名前の通り欧州での運用を考えられてるので、航続距離がちょっと弱いところですかね。ヨーロッパの場合日本のように主戦場が海の上というわけではないし、狭い国土を防衛するのでちょっと飛べばすぐに会敵なんであまり航続距離に重点がおかれてません。そういった意味では広い国土を防衛する必要のあるロシア機の方がむしろ日本の実情にはあってるくらいです。Su-27をぜひw*3
ただユーロファイターなら、ライセンス生産OK、ブラックボックスなしの魔改造OK(ただし成果は欧州組にも開示)なので、日本の技術維持と発展のためにはユーロファイター一択でしょう。
騒音レベルは不明。スーパークルーズ出来るのは良いかもしれない。ただ機体が小さすぎるかな?もっともそれ故にステルス性能がある、というかレーダー投影面積が小さいんですけどね。
ただ、欧州みたいに*4日本が作るのはこの部分だけね。という形の生産を強要されるとあまりおいしくないかも。あとエンジン技術をどれだけ吸収できるかですね。
防衛省もバカではないと思うんですが、航空自衛隊は特にアメリカ偏重激しいですからね。F35じゃなくてF22ならまだ賛成できるんですが。アメリカもバカよのぅ。(もっとも日本の機密保持がザルだからステルス技術がだだ漏れになるので輸出したくないという半分日本の自業自得な所もあるんですが)


まあこれは日本国内の事情だけ考えた結果ですが、本当は仮想敵国がどんな装備になるか、想定される主戦場はどこかを第一ファクターとして決めていかないといけないんですけど、その問題に触れるのはタブーなんですかね。対中国空海軍と台湾付近をはじめとする中国の影響力の下にあるシーレーンエリアの防衛なんですけどね。

*1:はっきり言って1日2時間も英語読むなんていまはそんな集中力と持続力はない。

*2:技術書は一般的に一意な解釈しか出来ないように、明確で単純な文章で書かれている。レトリックやら文章に技巧を凝らすこともなく、韻を踏むためにとんでもない語彙を引っ張ってくることもない。実にわかりやすい英語で書いてある。

*3:ただしロシア製航空機はエンジンが使い捨て(ぶっ壊れるまで使えれば良い=整備する気などさらさらないので寿命を考えない限界値で設計できるので高性能を出せる。いわばF1エンジンのような感覚とでも言いましょうか。)なので延々と「エンジン買ってね?(ハート)」というプリンタ商法にハマることになる。あとアビオニクス方面が不安。魔改造許してくれるなら良いけど

*4:右翼と左翼で作ってる国が違う