iPhone/iPadならではの擬似3D
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/06/22/015/?rt=na
appleはこの技術を買い取って標準APIとして提供すべきだと思う。

(まあこの中のアクションゲームはクソだけど。だからこそ応用を第三者にまかせるべき。この技術を不発に終わらせるのはもったいない。)
FPSで壁際からブラインドのコーナーを覗き込むとかやらせたら臨場感最高だと思う。


Toshibaから2画面タッチパネルの変態Librettoが出るらしい。
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1006/21/news033.html
個人的にはこういうマシン大好きなんだけど、もしiPhone,iPadの対抗としてWindowsAndroidベースで出すのならわかってないなーとも思う。プログラマの視点から言えば、iPhone/iPadは狭い画面*1、限られたメモリ、貧弱とは言わないが有り余るほど余力が有る訳ではないCPUリソース等を最大限生かすべく作られたAPIと、それを全力で補助するハードウェア(グラフィックアクセラレータ)、それとあのサイズのデバイスでプログラムを走らせるというのはどういうことなのかというアプリケーションに対する考察と哲学(SDKのHuman Interface Guideを読むべし)があって、はじめて高度に完成された環境が出来てるというのに*2。(本質的な動作の遅さを気づかせないためにスクロールだけはスムーズに見せるとか、画面遷移をスライドや反転やページがめくれるようなアニメーションで行って、そのアニメーションやスクロールはグラフィックアクセラレータが全力で処理するなど。)
あのLibrettoを出すのなら、2画面を最大限生かすアプリをいくつかバンドルするべきだし(それも単にキーボードをマウスを置き換えましたという程度のものでなく)、あのハードウェアを生かす開発環境も同時に第三者に提供するべきだと思う。ただ、動作時間2時間という時点でもうダメだということがわかってしまう。おそらく電源offからの起動時間も30秒くらいかかるんじゃないの?
ただ、文句は言いつつも、もしかして動画再生がまともとか、Webブラウジングが予想外に快適とか、電子ブックビュワーとして実はあの2画面がとっても有効だったとかあれば、買うかもしれません。12万円分の価値があるとすればな。
(いや、そうは聞こえないと思いますが、応援してるんですよ?ツンデレだと思ってくださいw)

*1:iPadですら1024*768という解像度、マルチウィンドウ不可という環境を考えれば狭い画面と言える。

*2:まあ、この哲学の押しつけがApple嫌いな人には耐えられないというのもあるがw