人類にとって究極の道具は紙と鉛筆

namcat2010-06-01

昨日のエントリーで思いついたと書いたソフトを作るためにはある簡単な数式を解かなければならなかったのだが、iPad上のドローイングソフトの上で数式を書いて考えていたときにはその数式は解けなかった。ところが紙と鉛筆を使って数式を解いたら、高速を運転中のながら状態だったにもかかわらず割とあっさり解けてしまった*1。やっぱり発想を練る時や考えるときに、紙と鉛筆に勝る道具はまだないのだと実感した。まあiPadの場合指でなぞって書くから細かいことが書けないというのもあるが、やっぱりVGA解像度では全然足りないと言うことか。ペンタブの分解能が0.005mmだそうだから、この手のタッチデバイスもそのくらいの分解能(そして筆圧感知)がないとダメなんだろうね。でもiPadやこれから雨後のタケノコのように出てくるtablet PCやslateデバイスも、後ちょっとがんばって解像度、分解能の問題を解決できれば紙と鉛筆に匹敵できるくらい便利になると思う。そうなるとこんどは情報の有機的リンクや情報を動的に見せることが出来るという意味で紙と鉛筆をはるかに凌駕するようになると思うんだ。iPadプログラミングでその道を少しでもアシストしていければいいなと思う今日この頃。


写真は鬼頭さん@にとろうぉーく版の千早マウスパッド壁紙

*1:ちなみにその数式の解がいわゆる綺麗な形になったので感激したのはまた別の話