素人の的外れかもしれない疑問にも丁寧にご回答いただきありがとうございました。経済は奥深い。もっといろいろ勉強しよう。
さて、ここからは全然関係ない話です。
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前々から思ってるんですけど、簿記レベルでは貸方の+は借方の−(逆もしかり)。そしてその額は厳密に等しい。これは化学における質量保存の法則、物理法則におけるエネルギー保存の法則錬金術における等価交換の法則*1にも匹敵する不動の法則なわけです。この法則があるからこそ、「無から有を生じない」ことが保証されている訳です。つまり無からお金が生じない*2代わりに、理由もなくお金が消えることもない*3ことを保証している訳です。
これって株取引や為替相場や、先物取り引きにおいても通用するのでしょうか。つまり厳密に「誰かの利益は誰かの損」が成り立つのでしょうか?だとすると上の動画の阿鼻叫喚の裏で、ぬれ手に粟でほくほくで笑いが止まらない連中が同数いてもおかしくないはずなんですが、そういう人たちは単に「当たった宝くじを黙っている」だけなんでしょうか?絶対にそういう人たちは得意げに自慢するはずだと思うんですよね。あと口を閉ざしていても「急に羽振りが良くなる*4」ことはごまかせないと思うんです。
例えばリーマンショックで一晩にして100兆円レベルの金が溶けたとか聞きますが、その裏には一晩で100兆円レベルの金をこつ然と手にする人々(組織)があるというのでしょうか?でもそういう存在がいたとしたら、そいつは次にその金を放流するはずで、世界経済全体があんなに停滞しないと思うんですよね。


実は前々から金融によって生み出される金(と勘違いしているもの)は虚数*5なんじゃないかと思ってたりします。(過去のエントリーにあったかもしれない。)リアルマネー(実数)に対してある操作をする*6と同数のイマジナリーマネー*7虚数)が生じ、それをいじっているうちにi*iが-1になるように、リアルマネーのマイナスに化けたり*8する。大体昔バブルの頃に証券会社に勤めていたという人の話で、例えば(口座上)数億とか儲けた人がいると、その金を現金に変えられて(口座から引き出されて)しまうと、経理上会社の現金が消えるので、(即倒産の危機)必死になってその人が現金化しないように別の金融商品を勧めるとかしたもんだ。という話を聞いて以来金融上の金ってうさんくさいなーと思ってるんですよね。大体「バブル崩壊や過剰なマネーゲーム等の金融政策が実体経済に影響を…」とか言われる時点でじゃあ「実体じゃない経済」って何?って思うでしょ?
この辺の仮説を埋めていくあたりから自分なりの経済の勉強を始めて見たいと思います。

*1:注:えーっと、シャレで言ってることくらいはわかってくださいね。

*2:お金がないのは働かないからじゃー!ボケ! ということ

*3:お金がないのはつかったからじゃー!ボケ! ということ

*4:もちろん比喩。例えば突然別の市場にマネーが湧いて出るとか、どこかの土地やビルが買い占められたりとか、法人レベルでも「あそこ金あるなー」という客観的証拠

*5:実在しないという意味ではなく、そうだなー、位相の違う金とでもいうのか、そんな感じ。

*6:例えば証券会社の口座に入金する

*7:口座上で取引される情報化した金。例えばFXの口座で何千万溶けたとか言ってても、リアルマネーで何千万もってた訳じゃないでしょ?

*8:突然追証を要求されたりとかね