Did you know?

Ver3.0
D
Ver4.0
D

これの3.0にある2010において最も必要とされている仕事TOP10は2004年には存在していなかったというのを見て、私はポジティブに受け取りました。「ああ、世の中にはいくらでも新しい仕事が出てくるんだ」
今は単純労働で生活費を稼いでいるとはいえ、かつてはソフトウェアの仕事をしていた(今も細々としてるけどw)身としては皮膚感覚で実感できる物だったからです。(その新しい技術やサービスで食えるかどうかは別問題として)
でも軸足を単純労働サイドに移して考えると笑ってられないのかもしれません。
新しい仕事というのはクリエイティブな意味ではなく、今の時点ですら考えられないような安い仕事、危険な仕事、長続きしない仕事(長期間安定して仕事が存在しない)という意味かもしれません。同じく私の皮膚感覚で言えば、かつてグッドウィルの内外で働いた経験から言えば、日雇い派遣は10年前には今ほどの市場ではなかったと思うし、今行っている有機野菜の集荷業務で言えば、行く先々の農家で見る農業研修という名目で月10万以下で*1農業作業の下請けをする外国人労働者もかつてはなかった職業だ。
この先生きていくためには、新しい仕事に対する柔軟性が必要なのかもしれませんね。(新しい仕事が嫌だ=新しいことを覚えたくないとか言ってると仕事がない。たまたま確保した仕事にしがみつこうとしても、その仕事自体がすぐなくなる)


労働者サイド(受け身)にたって考えると悲惨で暗い見通ししか見つけられないかもしれないけれども、自分で事業を興そうと思っている人にとっては発想一つでうまく時代を(半歩くらい)先取りできれば一躍成功者になれるチャンスの時代なのかもしれません。
私的にはまだ時代の10歩くらい先にあると思うのだが、(かつて話題にした未来の人口ピラミッドを考えると)身寄りがない一人暮らしか二人暮らし*2の老人向けに死んだ後の処理*3をすべて(簡単な葬式、火葬、埋葬、役所への手続き、賃貸していた物件の解約および所持品の処分)行ってくれるサービス付きの賃貸住宅(レオパレスみたいなやつね)とか、大流行とは言わないまでも必ず一定のニーズが存在すると思うんですけど。

*1:直接研修生に聞いた訳ではないのでこの数字はネット上で見かけた数字

*2:それにしてもどちらか一方が先になくなるはずで、その後は一人暮らしになるはず

*3:この費用だけは前金で入居時にもらっておく