iPhoneアプリ開発を受託したクライアント様から連絡が入る。先にリリースしたアプリの売れた本数を聞く。私の予想の1/10〜1/100しか売れてなかったが、クライアントは自身の予想値の10倍売れているという見解だった。まさにTruth lies between two extreams.的展開*1 そしてユーザーからのレスポンスもいくつか聞いた。
なるほどこのソフトのデザインを設計した時*2に、ユーザーはこう思うだろう、おそらくこうするだろう、このアプリを買うからにはこういう物を望んでいるのだろう、といういろいろな仮説を考えて最終的に自分が選択したデザインに対し、実際のユーザーの声からその設計時に捨てた別の仮説の方がむしろ正しかったのでは?ということがわかった*3
おもしろい。やっぱりソフトは世の中に出して結果が返ってきてなんぼだ*4。出しもしない(自分の)ソフトを頭の中でこねくりまわして設計に悩むよりも、みかん製品未完成品でも途中でリリースしてユーザーのフィードバックを聞いた方が現実にそったより良い製品が作れるということか。ちょっと意味は違うが「案ずるより産むが易し」なんだな。


■自分のソフトが勝手に煮詰まり気味で多少やる気落ちてたけど、俄然やる気になってきたぞ。自分のソフトで早くそのフィードバックの流れをつくらないと。


■ちなみにそのソフトの実績数から、自分の希望するソフトから得たいと思っている収入を計算すると、今計画しているリリース総数を10倍以上上方修正しなければならないのだが、逆に今回の教訓や宣伝によって売り上げが100倍*5になるのなら、現状の計画の1/10でも行けるということだし。まったく現実というのは面白いね。これまた違うけど「事実は小説より奇なり」を自分で起こせるかもしれないというのは実に挑戦しがいがある。


■つーか、今週末にクライアントとの打ち合わせを入れたということは、それまでに第二弾のプロトタイプを見せなきゃいけないということじゃないか。やばっ!明日から本気出す(だめじゃんw)


■あれっ?円高の今こそKindle買っとくべきでは?
首相、財務大臣官房長官日銀総裁においてはもうすこしの間だけきわめて注意深く慎重に見るだけにしておいていただきたい。具体的に言うと次バージョンのkindleが販売開始になって私の引き落としが完了する瞬間まで。(9月中頃らしいけど、注文殺到でしばらく買えないかもねw)


■本日見かけた一番のtwitterネタ
「野党時代は口だけだったが、与党になったら目だけになった。相変わらず耳は聞こえないらしい。」
https://twitter.com/Tech_of_Japan/status/21986900958


■これだけ市況の動向がはっきりしていて、政府は見てるだけなんだから、いまFX野郎は笑いが止まらないに違いない。というか現状で外すやつはFXやる資格無いだろ。

*1:本当は「真実は二つの両極端の間にある」だが、この場合「事実(結果)は二者の見解の中間であった」的な意味。

*2:デザインを設計って二重表現じゃないか?アーキテクチャを設計/デザインしたときにが正しいのではなかろうか

*3:ただしこれらもユーザーの声が必ずしも正しいとは限らないのだが

*4:そのフィードバックを正しく活かせるかという問題も存在するが

*5:今回のソフトで結果が活かせなくても、今後リリースするソフトの初期値が100倍になればよい。