現時点で日本における大問題は普天間等ではなく*1口蹄疫の問題だと思う。
この問題を見れば、実務能力のないものを与党に据えることがいかに大問題かわかると思う。
詳細等は私が改めてまとめることもないので、
http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/1196.html
http://white0wine.blog10.fc2.com/blog-entry-1282.html
などを見てください。(ただし上記サイトには反民主党のバイアスがかかっていることを理解しておいてください)


民主党、および政府はこの問題に対して他人事でどこ吹く風なのだが、自民党は谷垣さんが現地に入る、(どういうことをやったらいいのかわからないであろう)政府に対して対策の申し入れを行うなど、やっぱり長年政権与党で様々な現実に対処しなければならなかった党の経験値は違うなとおもわせるものがある。利権まみれだとか腐敗してるとか、批判は確かにあるが、そう大きく破綻もせずずっと日本を引っ張ってきたことはきちんと評価してあげるべきだと思いますよ。あと、過去の口蹄疫は初動の早さ故に小規模のうちに収束できていたことにも注目。
ええ、いいんですよ。民主党もちゃんと現実対応力をつけてくれれば。それを長い目で見守ろうという評論家もいますし。ただ、その間過酷な現実にさらされるのは当事者(現在の場合畜産農家)で、最終的に影響を受けるのは国民です(今回の場合市場から肉がなくなるとか)。


http://blog.goo.ne.jp/izki-toyama/
これを見るに、赤松は何度も報告や陳情をうけているのだが、何か動いたのか?GW中に外遊ってどういうこと?


あと中央畜産会を事業仕分けとか、シャレが効きすぎてます。実に効果的な間接射撃ですね(とうぜんイヤミ)
http://zerodoppelganger.ti-da.net/e2816523.html


ちなみにマスコミはこの問題をあまりとりあげてませんね。自民党の会見に参加してる記者の数みてもそれは明白で愕然としますね。

風評被害とかあるのかもしれませんが、それであればなおのことしっかりと誤解を解くように報道すべきです。
例によって私の得意な斜に構えた見方をすれば、赤松が帰って来てから大臣が対策をどんどん打ちだして、そして収束しましたという演出でもするつもりですか?

*1:いや、そちらも大問題なのだが