重苦しかった前話から一転、今回で解決編っぽい展開。
まあ、あのまま活動を続けていても署名は集まらないのは事実。なんか奇跡が起こって突然署名が集まるという展開?と、あの古時計の歌が流れたときに思った。まあそれが効いていたのはみかんひとりだけだったみたいだが(w
そのあとあっさり犯人拘束で中断と、やっぱりそんな手段ではみんなの心に届いてはいなかったという展開はよかったが、突然の爆発とかのその辺のシュール展開には付いていけなかった(ただ、それが悪いとは思ってはいない)。


芽生の「昔の私は絶対楽しいはずといわれてもわからなかった。」という部分が、きちんとみかんと仲良くなっていく昔のエピソードに基づいた話になってるのがすばらしい。
そして、そこから実はすでに仲間になっている人たちがいたというのも、ちゃんと昔の話(生徒会室の改装)を踏まえての話になっているところがやっぱりすばらしい。
マンガ(単行本)とちがってアニメは昔のエピソードがいつでも見れるわけではないので、過去の話が伏線になった話というのは基本的に作りづらいのだが、まなびストレートはそんなことは気にもせず、きちんと過去の積み重ねの上に話を作ってくる。そこにしびれる!あこがれるぅ!


相変わらず「身内だけど部外者」という桃の立ち位置が面白い。
けっして物事を推進はしないが*1(今回も廃墟の修復には手を貸していない)それでもあの4人からは仲間だと認識されてるんだよね。
でも意外だったのは芽生が桃とのハイタッチをスルーしたこと。
あの展開なら桃ともかすかな交流が生まれて…という話にしそうなもんだが。万が一これが伏線なら神。
まあ、その割には見知らぬ生徒からの飲み物を受け取って、なおかつペンキ塗りに誘うとか、あいかわらず芽生のツンデレのデレの部分は健全だが。


つーか、しもじー、あんたいつの時代の学生運動に参加してたんよ?


しかしこれだけ見事に話を作れるのに1クールなのはつくづくもったいない。

*1:いつも記録係としてその場に居合わせるだけ