やっと滑り込みでiPhoneアプリ2本目を納品した。準備期間は置いといて、実質2週間の作業期間(基本午後3時から夜9時までしか時間がない)で実に納品の3時間前に完成。簡単にいうとPDFをスクロールさせて表示するいわゆるドキュメントビュワーなのだが、スクロールビュー&ページの仕組みができたのが3日前、PDFの表示ができたのが2日前*1、その後細部を詰めてバグなくエミュレーター上で動作するようになったのが納品&打ち合わせの3時間前。しかも実機でテストしようと思ったら、Appleのサイトがメンテ中で必要な証明書が発行できなくて、実機テストはなしというオチまで付いた。まあ、それほど複雑なことはしてないので*2実機でそれほど大きな問題は出ないだろう。メモリリークのチェックくらいか。
そして早速次のアプリの相談と仕様決定、データが数日後に来るので第三弾アプリを作成に入る。
自分のプログラムはいつ作ったらいいんだ(笑


とはいうものの、やっぱり仕事じゃないとこの速度と真剣さはでない。何がなんでも約束の納期までに、言葉は悪いがハリボテでも継ぎはぎでもなんとか動かさないといけないという絶対条件のもとであれやこれやと試行錯誤に資料の読み込みにサンプルプログラムの解析にと、自分のリソースをつぎ込むのは仕事じゃなきゃできないわ。


そして今回の仕事で思ったのはiPhoneアプリ開発において頼れるものは 過去の自分のソースコードAppleの公式サンプルコード>>>市販のよくできた入門本&公式リファレンスドキュメント>>>(越えられない壁)>>>ネットや駄本 だね。もっとプログラムを作って、自分のソースコードをもっと増やさねば。


まあ、この仕事のウォームアップの為に自作アプリも一応一本完成はさせたのだが、まだ結果に10〜100倍の誤差が出てとても実用に供するものではない。なるほどアイデアはシンプルなソフト*3で、市販の入門書のサンプルコードを組み合わせれば組める程度のアプリなのにストアに並んでないわけだ。みんな作っては見たものの、あまりの数値の安定しなさに投げ出してるに違いない。


ということで請負仕事と自分のiPhoneアプリを作るためにもっと時間が欲しいとおもったら、例のシンクロニシティ発動で野菜問屋の仕事が週6〜4から週3になりそうだよ。(単にオフシーズンになったとも言う)もちろんそれは収入の減少にもなるのだが、そこは問屋の事情で私が一回り大きなトラックに乗る(2t→4t)ことになりそうなのだ。トラックが大きくなるほど単価は高くなるので、実質お給料はそんなに目減りしないことになる計算(皮算用)。プログラムに使える時間が増えて、なおかつ給料のダウンもそんなに大きくならないってどれだけ俺得に状況が動くんだか。もっとも明日の夕方にお試しで4tで近所を乗ってみて不安がなければの話だけれどな。

*1:実は表示位置を間違えていて見えなかっただけなのだが、検証が浅かったので気づくのが遅れ、根本的に表示ができてないものだとずっと思い込んでいた。それによりいじる必要のない部分に様々手を入れてしまい、余計におかしなことになっていた。何も悪くないところに手を入れるとそりゃ調子落とすよね。

*2:これも迷走中に変なことをしてたのをすべてブラッシュアップして素直な作りに戻した(正確にはほぼサンプルプログラムの通りに作った^^;)だけなのだが

*3:懐中電灯アプリくらい安直かもしれない。