バイトの宅配すし屋が連休最終日にもかかわらずあまりに暇なので*1、その合間に店長の趣味の歴史小説の一冊を読んでいておもったね。
どんなに当人たちが正義*2であろうと、また相手がどんなに間違ってたり、客観的に悪であろうと、歴史の流れとか時の勢いなどによって負けることはある。
それをどうにかはできないし、結果が出た後ではいくら嘆いてもしょうがない。
また他国に侵略されたり、場合によっては滅亡させられても、人が生きている限り原型はとどめていなくても何らかの形でまた再生するもんだ。(ただし1000年単位の時間軸で物事を見た場合だけど)
それを考えると、日本が悪くなったとはいえ*3、まだまだ悪くなりぐあいが徹底してない。だってまだ大抵の人々は食えていけてるもの。病人で言えばかなり症状は悪いもののまだ入院にまではいたっていない、車で言えばエンジンのかかりが悪かったり、燃費ががた落ちだったり、ボディはべこべこだけど、何とか走れるレベルという感じ。
日本が再生するためには、つまり国民が空気などという他力本願的な虚構ベースではなく自発的な意思を持って再生という道を選択するためにはまだまだ破壊されつくしてないと思う。もう日本を立て直すためには革命レベルの変動が必要に違いない。一度完全にダメな国になって、何も残らないところまで行かないと生き返らないね。(大戦で国土を焼き尽くされるとかの規模で滅ばないと)
というわけで、この先の私の目標としては日本が悪くなっていくのを食い止めるのではなく、どんな状況になろうとも生き延びて、その次に何があるのかを見ることを目的にすることにします。


歴史小説を20ページくらい読んだだけで、なんかその気になっちゃうのも単純で馬鹿ですね。
ちなみに読んだのは森村誠一チンギス・ハーンについて書いたやつの下巻ね。


関係ないけど今日のネット巡回中に見つけたIQテスト。私の結果は122でした。5問くらい解けなかったし^^;
http://www.iqtest.dk/main.swf

*1:昨日はいそがしかったが

*2:まあ歴史上の正義なんて結果勝ったほうが自分たちを正当化、権威付けするために作り上げるものですが

*3:民主が政権をとったからという話ではなく、それ以前に日本が疲弊しているとかいう話ね