2話
いやすげぇ。演出家天才なんじゃなかろうか。
まず画面を二分割して左右で姉妹の対比を見せる演出がセンスあると思った。
そしてそれがそのまま同じシーンをアングル変えた絵(180度逆位置)になって、その次にはカメラの角度が90度のアングルになった対比絵になっている。このシーンではちゃんと左右の動きがシンクロしている。
これだけでも一流の演出といえるのだが、私がもっとすごいと思ったのは、こなたとつかさの対比の画面で、以前に出てきたシーンが出てきて、時系列でも俯瞰的な視点で話の流れを見せてくれたこと。
空間的な角度変えだけでなく、時系列のほうでも角度を変えた視点で物語のつながりを見せている。
特殊効果とかを使った奇をてらう演出でなく、ごく普通のことなんだけど、その表現力の深さはすごい。
この構成考えたやつは天才だよ。


UFOキャッチャーが隠しもせずに、もろにケロロ軍曹だ。そして太鼓の達人がまんまハルヒだ。ハルヒの方は京アニ繋がりといえるが、ケロロとはなんかつながりがあるのだろうか?
ま、パロディやリスペクトではなく、単なる現在という時代の表現かもしれないが。
テストのシーンや柊家の食事のシーンでわかるが、みんな左利きなのね。


そして今回強烈な自己パロディになってるのが、CDドラマとアニメでキャスト総とっかえの話。
wikiはてなのリンク先をみてもらうとわかるが、らき☆すた自身がCDドラマとアニメでキャスト総入れ替えになっている。論争がお起きたという話は聞かないものの、神の見えざる手とか、裏事情が好きな人はにやりとしたのではないか。
まあ私的には、二度美味しいというのが正しいと思うね。


コンビニのシーンのダレたヤンキー喋りとか、平野綾は多芸さを見せてくれるよね。


らっきーちゃんねる
私的に今野宏美って、まったくノーマークだったんだけど、やさぐれバージョンの演技が最高。
今期は鬼太郎の猫娘とかやってるし、今野宏美さんの時代がくるか?
わわわ、わ…ってのはハルヒの谷口のパロね(言うまでも無いが声優が同じ)。


ラスト、今回はアクマイザー3できたか。確かに見てたなぁ。ガブラッチョ最高。でも見てた当時はガブラッチョとか三枚目の味はわからなかったなぁ。
あとEDテロップで TV(男)、男A、ヤンキー、教師、客と、わざわざ同じ人を5回も並べてるのに笑った。
今回歌が途中で切れたけど、来週はその続きからだろうか?今週キョーダインの後奏がながれててたから、たぶんEDだけつなげると一つの連続したシーンになるように作られると思うんだけどね。京アニのことだからなにか予想を覆すことでもやってくれるかな。




らき☆すたのOPで私がすごいなぁとおもうのは、ダンスとか電波ソングではなく(まあ、そこもポイント高いけど)前奏から主題に入るあたりの4人の下半身のみのシーンで、腰から下の足の部分だけで4人の性格がわかるように描かれているところ。仁王立ちのかがみ、足をちょこっとまげて活発そうなかんじのこなた、足をそろえておとなしそうな性格がわかるつかさ、手を前にそろえて育ちのよさがわかるみゆきと、4者4様の性格が良く出ている。
解釈は後付けっぽくきこえるでしょうが、ちゃんと性質を描き分けられてるということですよ。




久々に自分で感想をアップした後にお隣サイトをめぐってるが、画面分割等にかんしてこちらの方の感想がよかったかな。