なんかこう、(芽生の性格を差っ引いても)集まった仲間が最初から仲良いんじゃないというのがすごく良いと思う。
不器用なぶつかり合いやすれ違いをしながらもだんだん仲良くなっていく過程を丁寧に描いているのがすばらしい。
初代プリキュアの8話に匹敵するね。あの感動をもう一度味わえるとは。
みかんがベッドで電話してるシーン、きわどくて見えそう…って話じゃなくて、それとは別のカット、うつ伏せで手前に顔と体があったシーンの奥側で足がぶらぶらしてるシーンがものすごく自然だった。そんな動画が描けるのはすごい。
その他にもみかんと芽生が文化祭のテーマが決まらなくて上向いて呆然としてるシーンとか(すっげーありがち、というかあんな状況になったことありません?)ものすごい臨場感で描かれてたし、最後のしもじーがタバコに火をつけるシーンで、徹夜明け*1のヒゲのむさいところとか、火をつけて一服するまでのプロセスとかとっても丁寧に描かれていて、この製作スタッフ何気にすごいところなんじゃないの?(まだ調べてませんけど)
企画書のために調べてる資料とかも、いい加減なものじゃなくてちゃんと本物使ってるし。


逆に言うと最近のアニメはこういう細かいところを手を抜かずに描かれていないとか、日常の動きなどを自然な感じで描けない(かといって土派手なアクションシーンが上手いわけでもなく)ものが多すぎ。

*1:学校に泊まったみかんと芽生の暗黙の保護者として