ブロードバンド配信をぎりぎり滑り込みで見た(配信は本日朝までだったみたいです)。
大魔法峠は大真面目にバカなことを描いているという意味で最高です。
普通だったら暴力的表現として避けるようなことを、真剣に描いてますからね。
5話(前半の話)で国鉄子が負傷して、後方に運ばれていくシーンとか最高。
あの描き方だとマジで死ぬって。そしてべたべたのフラグ立ちが、さりげなく次の話の伏線になっているし。
パヤたんの回想シーンもさりげなくすごいの描いてるしなー(元ネタの映画とかは知りませんが)。
あとヤバ目なネタとして玉音放送をパロった作品って他にあるだろうか?私は知らないのだがw



今回6話(後半の話)は姉御のコイバナなわけですが、まず、初っ端なの鉄子の殴られシーンがまたガチで描かれていて最高。
そして姉御がすっごくかわいかった。デートの時の服装とか反則的にかわいいぞ。
これが大魔法峠以外の普通のアニメなら、山田君といったんうまくいって、数話くらい話を引っ張り(その間山田君は姉御の不良側面には気付かない設定。また姉御はそれに気付かせないために乙女⇔不良のギャップを散々行き来する)、その後山田君が姉御の正体に気がついて逃げる or それでも付き合うとかの話の水増しをしそうなもんだが、大魔法峠はそんなネタがないのを必死に引き延ばすような、生ぬるい恋愛もの作品みたいに話をむりやり引っ張らなくても、(原作の)1話1話が強烈なんですっきり1本で話をまとめあげて、きちんと終了させる全力投球型のほうが話を面白くできるんでしょうね。


峠のラジオもおもしろいし、大魔法峠の制作はゆるゆるとずっと続けていってほしいなー。