キッズステーション機動戦艦ナデシコやってたよ。(釣りの「深く静かに戦闘する」回)
これもよく出来たアニメだったなぁ。
wikipedia-ナデシコ
数年前(というかかなり前)映画公開直前の年末に3夜連続一挙放送したときがあったときに、
偶然一話開始5分後にチャンネルをあわせたという出会いの奇跡があって、
(恥ずかしい台詞…じゃないけど、とりあえず禁止)
一瞬で引き込まれあとはあっという間に3晩連続視聴。


正直初見では後半のアニオタ展開についていけなかったですが、
その時点での既存のアニメの枠を全部超えた超絶作品だと思いました。


とにかく話をしっかりと作っているんですよ。
ボソンジャンプやナノマシンによるIFSなど、SF的にユニークなものはないものの、
それらのSF的基本設定と、そこから来る世界観も一通りちゃんと考えられてて、
(注:私は世界観、設定厨^^;)基本的に破綻なく作られている。


一話ごとにネタがしっかりあって、話の展開がきちんとしており、
ちゃんと一話の中で問題提起して、一話のなかできちんと解決する。
(わりと起承転結みたいなドラマを作るうえでの黄金フォーマットにしたがってます)
しかも最後はちゃんとカタルシスを感じる展開になっている。
例えば最初の地球脱出とかすっげーかっこいいじゃないですか。
もうつかみは十分ですよ。


それでいて長期的な話も続いていて全体の話も破綻していない。


キャラがどれも個性的でちゃんとキャラ立ちしている。
なにより、ナデシコクルーはすちゃらかだけど、
それぞれの分野ではプロフェッショナルというのが良いよね。


正直さ、エステバリスとか中途半端なメカアニメの主人公メカよりよく出来てるし、
劇中劇、ゲキガンガーとかもしっかり昔の熱血系ロボットアニメ(ゲッターなんだろうけど)してるし。


そういった意味では、ぱにぽにだっしゅ!が直接的なパロなら、
ナデシコは過去のアニメに対する良質の間接的なパロ(インスパイヤ、リスペクト)であるといえよう。


当時声優オタじゃなかったから特に意識してなかったけど
いや、ミスマル・ユリカって桑島法子だったんだ。
キャスト忘れてたら塚本天満小清水亜美にしか聞こえなかったよ。
ルリルリが南央美というのだけは覚えてたけど。(鈴木みか@せんせいのお時間しか他知らないけど)


なるほどDVD-BOXが出るのか。

機動戦艦ナデシコ Premier complete DVD-BOX

機動戦艦ナデシコ Premier complete DVD-BOX



p.s.
いま、はてなのリンク先で確かめたら白鳥ユキナは大谷育江さんだったんだ!
うわー、激しく見返したくなっちゃった(w
要するにDVD買えってことですね(笑