あなたの手書きのフォントを作ります。
うはっ、なんか面白そう。
勝手に他人の手書き文章を切り貼りして、その人の手癖のフォントを作成して脅迫状を作り、ファックスで送信するとか推理小説のネタに出来ないだろうか。
もっとも最近手書きする人が少なくなってきてると思うからサンプル元になる200字の手書き文字が集められないかもしれないが。


これって、自分のPCの中の文書(とくに自作の文書だけ)が自分の手書きフォントで表示されたら、なんか自分専用機!という感じになるんではなかろうか。
あとフォントファイル(もしくは個別のデータ)が小さいならば、それを文書に添付して送って、相手先でも同じ書体で表示されるようになると、電子メールとか、同じフォントが並ぶんじゃなくて、その人毎にその人の筆跡でメールが表示され、見た目の個性も出ると思うんだけど。
うぇ、そんな時代が来たら、またきれいな字を書けるようにペン習字(タブレット習字か?)の練習をしないといけない時代が来るんだったりして。でもデジタルから再度アナログへの回帰みたいでなんか面白そう。
あー、それWeb上でできないかな。スタイルシートみたいな感じで、サーバーにフォントファイルを置いておくと、クライアントは自動的にそのフォントを読み込んで、該当するページはそのフォントで表示してくれるみたいな。
そうすると、個人のページやブログがその人の書体で表示されて、個性が出ると思うんだけど。


さらに一歩進めて、そのフォントファイルは公開鍵みたいな機能を持ち、文章とフォントファイルを組み合わせて最初に文書を作れるのは、オリジナルフォントを持っているPCのみで、他の人(他のPC)では、添付されてきたフォントを用いた文章を作れないとかいう機能が実現できたら、文書のオリジナルを主張する手段の一つとして使えると思うんですが。
文章を暗号化するんじゃなくて、(暗号における鍵のような役割をする)フォントを用いて個性化することにより、出所を明らかにできる技術に使えると思うんですよ。
いくらでもコピーはされるけれどもその出所ははっきりとしていて、自分がその作者であるということを主張できる(逆に証明されてしまう)技術。できねーかな。そんなの。
ああ、簡単に言えば「この字体で文章を作れるのは君だけだよ。」ということですね。
ネタ発見所:hard で loxseな日々