サンデー連載のほう
携帯からなので簡単に。
とりあえずモモン空気嫁(w
けっこう恵さんも乗り気になってたのに。
まあ、この寸止めが長期連載のコツなのかも知れん。
2chなどでは命にかかわる状況下で人工呼吸を拒んだサンビームさんを非難する向きがありますが、彼は空気読んで恵さんに譲ったんだと信じたてます。
あと、恵→清麿がほぼ確定したのがポイントかな。
ポニテハァハァ


さて、PC環境の元に来たので少し書き込みを。
冒頭、清麿の死を振り切り、彼の意思を継ごうとするエリー
態度として実に正しいと思います。熱い展開のひとつです。
フォルゴレがそれに応じたのも、清麿を見捨てたわけではなく
その場にいても何もできないなら、違う方向で清麿の役に立ちたいという
彼一流の男気(おとこぎ)がさせたものでしょう。
それでも日ごろから清麿と距離の近いティオ、恵さん、サンビームさん、ウマゴン
あたりは残る方向のようです。またそれも正しいと思います。


まあ、確かに心停止の状態から再び鼓動させるために、
緊急時には心臓をたたく心臓マッサージもいくつかドラマとかで見たりもしますし、
(例:スタトレ3のドクターマッコイ)
肋骨が折れてもそれより心臓マッサージのほうが重要なので
(正しい)心臓マッサージのやり方の説明には肋骨が折れることは気にするなとは
書いてあるのを見たことがありますが。
でもガッシュの馬鹿力でたたかれたら肋骨粉々だよなぁ。


設備があるところでは助細動機(漢字間違い、心室細動を助けてどうする^^;除細動機が正しい。)
=いわゆる電気ショックをつかってますが、
今の場合、電撃の呪文を唱える人自体が死んでますからね。
(追記:除細動器というのは、心室細動と呼ばれる心臓が痙攣している状態
→心臓は動いているのだが、各部がてんでばらばらに動き、血液を送り出せない状態
を電気ショックでリセットするための装置で心臓が停止した状態のものにショックを与えて
再び動かすものではない。
ちなみに止まった心臓に電気ショックを与えても動き出すことはないそうです。
つまりこの場合清麿に電気ショックを与えても結局意味がないということになります。)
(あと2chには仮死状態が続くならカルディオが氷付けにしておけばいいという
意見もありましたが、ちょいとこれは乱暴な手かもしれません)


モモンの耳のおかげで、清麿の心臓が再度動き出したのがわかります。
さて、ここから一転、明るくギャグ路線に転換します。
真っ先にこの場を離れ、リオウを倒しにいくことを宣言したエリーが
真っ先にもどれと主張しているあたり、彼(彼女?)の真情がわかります。


清麿が生きてたことで、一気に心の力がたまる恵さん。現金なとかいっちゃだめです。
それだけ彼女にとって清麿の死と喪失がショックだったんです。
今度のサイフォジオでは、清麿がやや干からびてたのも直ったようです。
だけどまだ呼吸をしていません。


そうなると人工呼吸ネタはお約束です。
シスターはやり方がわからないという。
サンビームさんは「男は…」といって拒否。
先にも述べましたが、ここはすでにギャグ路線に戻ってるのと、
気を利かせてその役目を恵さんに譲った(もしくはあとで恵さんの妬みが怖かった)
あるいは、もしかすると清麿のファーストキスかもしれないのに、その相手が
自分では後々清麿ががっかりするだろうという気遣いだったのかもしれません(w
(でもウマゴンのサンビームさんに対する信頼値は確実に下がったような 笑)


そしてお約束でティオが恵をたきつけます。
「ビッグチャンス到来よ」って(w
一瞬躊躇するふりをしますが、恵さんけっこうやる気満々です(w
命がかかってるという建前の元、変に照れてる場合じゃないと
髪を巻き上げ、準備完了…
とおもったら、第二のお約束でモモンが人工呼吸中でした。


多分ティオが変なあおり方をしてなかったら、髪を巻き上げてなかったら…
清麿、(おそらく)ファーストキスはサルウサギ型の魔物とでした(w


でもまあ、おかげで清麿はようやく自発呼吸もはじめます。
一応蘇生して、サイフォジオでも回復はしたものの、
すぐに顔色も悪くなり、まだ意識不明です。
清麿を完全に回復させる場所。
おそらくは肝臓にあたる場所にあった、あの巨大な液体タンクが栄養液なんで
あそこかなとは思うんですが、人間に効くのかなーというのと
もう一度ウンコティンティンとドリルを通らないといけません。
(まあドリルのほうはオラ・ノロジオでどうにかなるかもしれない)


さて、リオウの方は回復液に漬かって時間がかかったけど完全復活です。
清麿タイマーがある以上あんまりゆっくりしてられないのでは?
目的も日本に行って腹いせをするのが第一目標になってるみたいだし。
コントロールルームへ来たリオウとバニキス。
結構時間はたってるみたいですが、ファウードはまだケルマディック海溝を抜けてないようです。
そこへ出現したのはゼオンデュフォー
初めましてとか気取った挨拶をしてるが、髪と目の色には覚えがあるはずだと。
ゼオンは有名人なの?
リオウいわくゼオンは王族に生まれし雷帝だとか。
ゼオンの口調だと、すでにザルチムを倒したような言い方にも取れます。
あと、リオウと何らかの因縁があった(ガッシュのときのようにリオウの記憶を消してるとか)ようにも取れます。




総括
先週まで2週にわたり清麿死亡か?!でシリアスで引っ張り、
今週、蘇生したことで一転、(一瞬熱血)ギャグ路線に走ります。
世の中の意見(もっとも2chしかリサーチしていないが)には
こんだけシリアスに引っ張っといて、生き返っただけでも幻滅なのに
さらにギャグに走られては…という意見がありましたが、
このシリアスから一転ギャグへという、ふり幅が大きいのが金色のガッシュ!!のすごいところだとおもいます。
いろんな方向に振れるというのは、作者(もしくは編集の)構成力によると思うんですよ。
一方向だけに突っ走っては、物語が固まってきちゃって、ふり幅が狭くなってきちゃうし。


熱血、涙、シリアス、ほのぼの、ギャグとかたくさんの方向に振ってるけど、
行き詰らないのは、物語を鬱展開に持っていかないところが秘訣なんだろうな。
死人を出さないという方針、魔物は消滅しても魔界に還るだけという設定が決定的に鬱展開になるのを避けられてる
理由なんだろう。
(鬱展開を取り込んで、なおかつ成功してるのは「鋼の錬金術師」くらいだとおもう。)