追記

国際緊急無線周波数でのタリア艦長の投降呼びかけも、思わず従っちゃおうか?
と思えるほどなかなかだった(つまりタリア艦長の非凡さも意味してる)が
マリュー艦長の切り返しもなかなかだった。
いろんな勢力が交じり合い具体的な敵が見えない混沌の中に
A対Bというわかりやすい対立図式を(むりやり)示してみせて
世界をわかりやすい2色に分化することにより秩序を導入しようとするなか、
そういう状況ゆえにあえて、自分たちが世界にそぐわない色であるのをわかっていながらも
(誰もがわかりやすい、納得する図式が導入されるということは、
それ以上の思考を停止してしまいがちでもあるので)
第三の色であり続けようとする姿はすばらしいと思う。
ただしこの話が種運命でなければ(w
もしくはもうちょっと早めにこういう哲学を劇中語ってくれてたら、とも思うんですが。